毎日飲むコーヒーだからこそ、味や品質はもちろん、コスパに優れたものを選びたいというのがコーヒーラバーの心情ではないでしょうか?
この記事では、コスパに定評のある業務スーパーのコーヒー豆を使って、その味や品質を徹底検証します。
業務スーパーのコーヒー豆って実際どうなの!?って思っている方や、少してもコスパの良いコーヒー豆を探している方は必見です。
業務スーパーのコーヒー豆とは
業務スーパーで販売しているコーヒー豆は、国内関連工場の”珈琲まめ工房“という会社が製造しています。
公式サイトを見ると、コーヒー豆2種類、コーヒー粉6種類を扱っています。
- ラグジュアリッチコーヒー豆【中深煎り】
→ 生豆生産国:ブラジル、コロンビア - ラグジュアリッチ モカブレンド豆【中煎り】
→ 生豆生産国:ブラジル、エチオピア
- ラグジュアリッチコーヒー【中深煎り】
→ 生豆生産国:ブラジル、コロンビア - ラグジュアリッチ モカブレンド【中煎り】
→ 生豆生産国:ブラジル、エチオピア - アイスコーヒーブレンド【極深煎り】
→ 生豆生産国:ベトナム、ブラジル - ミディアムローストブレンド【浅煎り】
→ 生豆生産国:ベトナム、ブラジル - ラグジュアリッチキリマンジャロブレンド【中煎り】
→ 生豆生産国:ブラジル、タンザニア
これらのコーヒーは、業務スーパーの店舗とオンラインストア(地域限定)で販売しています。
いずれの商品も、厳選アラビカ豆100%使用しており、賞味期限は1年となっています。
生豆選定や焙煎作業はもちろんですが、包装フィルムにも、包装後の商品を紫外線から保護するよう「遮光アルミ蒸着フィルム」を使用しており、品質維持へのこだわりが感じられます。
コーヒー豆の特徴
ここでは、業務スーパーで販売している2種類のコーヒー豆の特徴を紹介します。
ラグジュアリッチコーヒー豆
- 生豆生産国:ブラジル、コロンビア
- 焙煎度合い:中深煎り
- 内容量:360g
- 店頭価格:488円(税別)
香り | |
苦味 | |
コク | |
酸味 |
[以下、メーカー公式サイトより]
引用:珈琲まめ工房
厳選アラビカ豆100%使用。苦味と酸味のバランスが良くクセのないブラジル産豆と、甘いアロマとまろやかな酸味が持ち味のコロンビア産豆を厳選ブレンド。コーヒーらしさをしっかりと味わえる、王道ブレンドに仕上げました。おすすめは中細挽きです。お手持ちの器具で挽きたてコーヒーの香ばしいアロマをお楽しみください。
ラグジュアリッチ モカブレンド豆
- 生豆生産国:ブラジル、エチオピア
- 焙煎度合い中煎り
- 内容量:360g
- 店頭価格:488円(税別)
香り | |
苦味 | |
コク | |
酸味 |
[以下、メーカー公式サイトより]
引用:珈琲まめ工房
厳選アラビカ豆100%使用。エチオピア産コーヒー豆が持つ柑橘系の爽やかな酸味、パッションフルーツのような甘味とコクで、紅茶を彷彿させる風味のモカフレーバー。そこへブラジル産コーヒー豆のキレの良い苦味をブレンド。多くのコーヒーファンに愛されるモカ特有のフルーティーな味わいを余すことなく引き出す中煎りです。おすすめは中細挽き。挽きたてコーヒーの香ばしいアロマをお楽しみください。
欠点豆は比較的少なめ
コーヒー豆は、焙煎前に欠点豆を取り除くためにハンドピックという作業を行います。
欠点豆とは、虫食いやキズ、未成熟などの理由で、正常なコーヒー豆と一緒に焙煎すると香味を損ねる可能性が高い欠陥豆のことです。
通常は焙煎前に取り除かれますが、取りきれなかったものや、焙煎の工程で発生したものなど焙煎後の豆にも少なからず含まれています。
購入した焙煎豆を毎回ハンドピックする人は少ないと思いますが、少しでもおいしく飲みたいという場合はハンドピックすることをおすすめします。
今回は、ラグジュアリッチコーヒー豆360g中の40gをトレイに敷き、目視でハンドピックを行いました。
パッと見た目あまり欠点豆がなさそうでしたが、実際ハンドピックしてみると2.7gの欠点豆がありました。
通常生豆の状態で5%から10%の欠点豆が含まれているといわれますが、今回の焙煎後の状態では6%という結果でした。
同様にモカブレンド豆もハンドピックしましたが、全体の5%とほぼ同じ結果でした。
素人作業なので完全に取り除けたわけではないと思いますが、感覚的には欠点豆は少なめで、ピッキングなしでも十分許容できる範囲だと思います。
欠点豆が少ないということも、より質の高いコーヒー豆の証となります。
万人向けのテイストと飲みやすさ
メーカーのおすすめどおり、中細挽きのコーヒー豆を90℃のお湯で抽出してみました。
豆を挽いた際の香りや、お湯を注いだ際のコーヒーの膨らみ具合からも新鮮味が伺えました。
ドリップコーヒーの抽出方法は、下記の記事でまとめています。
ラグジュアリッチコーヒー豆
香りはとても香ばしく、イヤな臭みはまったくありません。
最初苦味が強く感じますが、よく味わうと爽やかな酸味とのバランスがよく、コクもありとても飲みやいと感じました。
酸味も強すぎず、水出しコーヒーにも合うと思います。
全体的に万人向けのコーヒー豆という印象です。
ラグジュアリッチ モカブレンド豆
微かな柑橘系の香りがします。
酸味は思ったほど強くなく、モカ特有のフルーティーさがとても飲みやすい印象です。
ラグジュアリッチコーヒー豆と比較し、少し甘みが強い感じがします。
コーヒー初心者の入門豆としてもいいのではないかと思います。
【結論】コスパ重視なら断然おすすめ
ここまで、業務スーパーのコーヒー豆の特徴やテイスティング結果を紹介しました。
個人的な感想は、この価格でこの品質とテイストを味わえるなら全然アリだと思います。
むしろ毎日何杯もコーヒーを飲むのであれば、業務スーパーのコーヒー豆は断然おすすめです。
価格にもよりますが、一般的な市販のコーヒー豆の半額程度で飲むことができます。
一般的な市販のコーヒー豆・・・
一袋200g700円 → 一杯あたり43円
業務スーパーのコーヒー豆・・・
一袋360g500円 → 一杯あたり18円
普段は、業務スーパーなどのコスパ重視のコーヒーを飲み、週末は少しリッチにスペシャルティコーヒーを楽しむというもいいのではないでしょうか。
業務スーパーのコーヒー豆はどこで買える?
業務スーパーのコーヒー豆は、店舗で購入できるほか、業務スーパーのオンラインショップでも購入できます。
ただし、配送は離島を除く東京都か神奈川県内に限られます。
Amanonなどのネット販売でも購入できますが、パッケージも若干異なり多少割高感があります。
近くに業務スーパーがない場合や、買いに行く時間がない場合を除き、直接業務スーパーの店舗で購入する方が良いでしょう。
まとめ
今回は、業務スーパーで販売しているコーヒー豆を検証してみました。
コーヒー豆は種類が多すぎて、正直どれを買っていいのかわからないという方も多いと思います。
情報に振り回されると、本当に自分のスキな味もわからなくなってしまいます。
まずは品質やコスパなども考慮しながら、いろいろなコーヒー豆を試してみる方がいいと思います。
また、レコードのジャケ買いにように、パッケージのデザインや雰囲気で試してみるのも全然アリだと思います。
そのうちきっと、自分に最適なコーヒー豆に出会えると思います。